こんにちは清水一喜です
本日はポジポジ病についてお悩みの方から
メールをいただきました。
目次
ポジポジ病で悩んでいる方は多い
その解決法をお伝えします
この動画で紹介するステップを理解し実践すれば、
ポジポジ病を短期間で治すことができます。
なぜなら、私自身もこの方法で長い間悩み続けた
ポジポジ病から脱するために考えたステップで、
実際に自分はそれでポジポジ病を解決することが出来たからです。
自分もそうですし、トレーダー仲間もみな
ポジポジ病には悩まされ、一旦トレードをやめるとか
山籠りするなど相場から離れる方も多かったです。
それくらいに辛い病ですが、自分もその治し方を
かなり集中的に考え、ステップで「型」をつくり
そこに自分を当てはめることでポジポジ病を
完治することができました。
ポジポジ病はとにかく儲けたい欲が強い!
という考え方から発生する病です。
儲けたい、取引しないと儲からない、
ならば取引したいそこから、トレンドも出ていない
レンジ相場やローソクの動きから飛び乗って、
むちゃなトレードを繰り返し損失を増加させて
しまうというとってもやっかいな病となります。
ポジポジ病の症状としては下記の5つ
-
稼ぎたい気持ちが肥大!
-
損失を取り戻したい気持ちがある
-
常にポジションをもって安心したい
-
チャンスを逃したくない!
-
トレード技術の過信
ある意味、このような精神状態となると
制御が効かず、大負けの金額をみてはじめて
自分は何をしていたんだ、なんでこんなになったんだ!と
やっていること、損失を出した理由など理解できず
どうすればいいのか分けがわからなくなっていることが多いです。
一旦相場から離れて、頭を冷やし、客観的に自分を見直すことが
必要な状態になっているとも言えます。
ポジポジ病の症状として
メンタルコントロールが出来なくなっている
とても危険な状態です。
酔っ払いながら運転していると一緒です。
まともじゃないけど、世界は回っている
でも、自分はめちゃ楽しい!
そんな感じです。
ポジポジ病になっていると自分で気づいたら
すぐに「利益を出すことは難しい」と理解することです
ここで行うことは、トレードを頑張ることではなく
この病気を治すことです。
ポジポジ病を克服の2つのステップ
実際に自分がポジポジ病を克服した時の
ステップは2つとなります。
一つ目は考え方を変えることです。
常に冷静で平常心でいるための考え方。
それを箇条書きにしてパソコンの前にずっと
貼っていたのを思い出します。
この考え方はとても役に立ちました。
二つ目はトレード手法です。
それまではインジケータだよりだったり
ラインを抜けたという一つのフィルターで
トレードしていたのですが、全体的に
相場の波を捉えるトレンドフォローを採用し
手順の定義も作り上げました。
ステップ1
1)トレード記録を残す
これは記録という考え方もそうですが
1トレード1トレードが自分の仕事の作品という気持ちで
行っていただきたいという考えからのアイディアでした。
後から考えても、とても大切で今も続けています。
2)自分を客観視できているか?
ローソクの動きに心奪われていると
自分を客観的に見る視点をなくしてしまいます。
少し後ろから常に自分の行動を自分が見ているという
冷静で客観的な視線を持つことはとても大切だと
考えています。
3)勝ち負けに拘らない
勝つためにやっているのに、なぜ勝ち負けに拘らない?
不思議な考えですが、以前youtube動画であげた
「プロスペクト理論」の考え方です。
勝ちたい欲で自分のトレードができなくなる
ルールが守れなくなる。
全ては勝ちたい欲からきています。
勝ち負けは考えずに、ルールを守ることだけに
集中する方がいいと思っています。
4)明日もまた動く
ローソクがだ〜っと動いて飛び乗る
するとローソクが戻ってきて大きな損切り
そんなことを繰り返さないための考え方です。
動いたローソクに最初から狙っていたわけではなく
動いたから乗りたかっただけです。
そこにはトレードプランなんかなく、自分の欲だけの
逃した悔しさだけしかありません。
そんな時は、ローソクは明日も同じように動くのだから
目の前の逃したチャンスを惜しがる必要なんてないと
考えることにしています。
5)予想はせず、想定はする
自分は上に行くと思う、いや下に行くと思う。
こんな議論よく聞きます。
でも、そんな未来のことがわかるならばその人って
今日億万長者になる能力があるってことです。
神様はそんな特殊な能力人間に備えてはくれません。
なので、こうなったら上昇する、ここをブレイクしたら
下に行くという想定を立てて、そのようになったら
エントリーするというプランにすれば
当たったはずれたというギャンブルトレードから
一つ進歩したと言える思います。
予想は絶対しないで、つねに想定する癖を
つけることが大切です。
ステップ2
1)レンジとトレンドを理解する
ずっと昔から、このレンジをトレードしなければと
思うことがよくありました。
だったら、レンジとトレンドをしっかりと定義して
そのレンジは手を出さないというルールにすればいい
この考え方で自分のトレードは180度かわりました。
レンジとレンジを繋ぐトレンド。
そのトレンドだけやればいいだけってシンプルで最強です。
2)上位足が必ずトレンド状態
自分の見ている時間足がトレンドって勝ちやすいです
でも、その上位足がトレンドだともっと勝ちやすいです。
その考えを自分の手法に取り入れて負けづらくなりました。
そりゃそうですよね。上位足がトレンド中なんですから
黙っていても強いトレンドが出ている波に乗れるんですから。
勝率を高める最高の考え方でした。
3)相場都合でトレードする
相場を見た時にどこでトレード出来るかなぁ〜
以前はそんな目線で相場をみていました。
それって、自分の都合でむりやりここでトレードしたら
動いたくれるだろうって考え方です。
それを捨てて、相場の波をしっかり見るようにして
自分の都合ではなく、相場の都合でトレンドの波にのる
この考え一つでかなり落ち着いてトレード出来るようになりました。
4)ダウ理論
100年も前に発明されたこの理論。いまだにその通りに動きますし
誰もがその意識でトレードしています。
つまり、ダウ理論はFXの中心にあると言ってもいいと思います。
その理論をしっかりと理解し、使えるようにならないと
この世界では生き残れないとも言えるかもしれません。
5)トレンドフォローを狙う
トレンドに乗ることこそ、一番勝ちやすいトレード手法だと思います。
大波が動き始めたらサーフィンのように
ゆっくりとその波に乗れば、ものすごい遠くまで連れて行ってくれます。
シンプルで勝ちやすいトレンドフォロー
これをやらずにFXで勝つ方が難しすぎると思います。
「儲ける意識は捨てる」
これで自分は変わりました。
え〜?と思われるかもしれませんが、とにかくトレードで
勝つことや儲けることって不可能なんじゃないか?
もう諦めよう。
だったら、ルールをまもったトレードだけを淡々と行おう
そう思った途端に、急に資金が増え始めてて
初めて一月で大きくプラスになった時でした。
かなりびっくりしましたが
自分の「儲けたい」という意識が資金を増やすことを
妨害していたんだ!って気づきました。
「儲ける意識は捨てる」って簡単には出来ないのですが
自分はずっと頑張ってきたのに空回りしてある意味
勝つことを捨てたというか諦めた
そんな感じでした。
「トレードは機械的に行う」
長い間検証しつづけて決めた手法でトレードを行う。
ある意味、こうなったからこうするという
定義にあてはまったところだけルールどうりトレードをする
これが本当に大切です。
機械的にトレードするってメンタルも乱れないし
安定的にトレードしていけるので、とっても楽です。
ルールを守というより
ルールだからトレードするという感じが
いいかと思っています。
「儲けるは欲、儲かるは道」
本当に儲けることばかり考えると自分の欲に潰されます
これは90%のトレーダーが沈められる真実です。
しかし、儲かるを考えそれを淡々と行うことで
知らぬ間にその道へそって歩いていることに気づきます。
目の前にある普通の道なんですが
この道が冷静なメンタルでないと全く見えない
そして知らぬまにポジポジ病の沼に引き摺り込まれてしまう。
儲かる道のメンタルと手法の確立を
早く作り上げていただきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
それでは、今週もナイストレード、ナイス検証を!
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